さびにっき

錆つかないように、日々の記録

【第二子を出産した話】前駆陣痛で何度も入院

先月第二子を出産しました!

出産レポを書き始めたら長くなってしまったので、まず前段階の前駆陣痛の話をまとめます。

産院は第一子と同じ港区の愛育病院です。

 

第一子の出産レポはこちら

 

 

 

経産婦なのに空振り前駆陣痛

今回の出産に際して、前駆陣痛というものを経産婦ながら初めて経験しました。

(前回はおしるしから本陣痛が始まりました)

生理痛よりは痛いし、痛み止め飲めないし、お腹が張っている時は血圧が上がっている感じで、夜に続くと眠れないしで本番前に消耗していました。

 

空振り1回目

37週なりたての夜中、急にお腹の張りが強く、定期的に来るようになり…

間隔を計ってみると5分〜8分!

経産婦は15分間隔になったら入院と言われていました。

一応2時間ずっと計測して、ずっと5〜8分だったため、迷いながらも産院に電話!

第一子の時も急にお腹の張りが10分間隔になり、その日のうちに生まれた経緯があるため、内心焦りました。

すると、「37週だから早い気がするけれど、念のため来てください」とのこと。

経産婦相手にも助産師さんは冷静!笑

 

マタニティタクシーを呼んで、産院に着く頃には朝の4時になっていました。

LDRに入り、NST開始。

40分計ると確かに10分切る張りが来ていて、時には3〜4分間隔になっていました。

でもなかなか張りが強くならないのと、10分以内で不規則な間隔のため、お風呂に入ってリラックスしてみることに。

第一子の時も産院でお風呂に入ったら陣痛が強まったので期待できます。

 

…が、なんと、お風呂に入ったら逆に陣痛が遠のいてしまいました笑

子宮口計っても、2センチくらいで急には開かなそうとのこと。

時間も朝の7時くらいになって、痛みが遠のいたので眠気がどっと…

もう今日は帰宅だね、ということで、朝食が出るまでひと眠りしました。

帰宅途中も痛みはあったものの、帰宅すると完全に痛みは消え…これが前駆陣痛なのね、普通に軽い陣痛ということで痛いし長いのね泣、と出産までの前途を憂いたのでした。

 

空振り2回目

陣発空振り入院からちょうど一週間後の夜、またしても規則的な痛みが。

計ってみると、ちょうど10分間隔!

先週は5〜8分とばらつきがあったので、今回はこのままイケる気がする?でも張りの感じは弱い気がする?

と悩んでまた2時間ほど様子見てから一応産院に電話…

すると、「うーん、2時間痛みが変わらずなら、前駆陣痛の気がしますが…10分間隔で張りが来ているとなると、『来てください』と言わざるを得ません」と、助産師さんとしても悩ましい答えが笑

 

そしてそう言われたら行くしかないよね!

またしてもマタニティタクシーを呼んで、入院となりました。

が、今回は着いて早い段階で陣痛が遠のいていきましたとさ。

 

ちなみにこの時LDR階に到着すると、迎えてくれたのは第一子の両親学級でお世話になった助産師Aさん。

第一子産後も両親学級の同窓会を有志で企画して、プライベートでも何度か会っていた方です。

再会を喜びつつ、

「実は先週も夜勤担当だったので、入院されてるの知ってました」と言われ…

経産婦なのに空振って何度も入院してしまったことが恥ずかしくなりました。笑

ただ、陣痛が遠のいてまたしても一時帰宅となった時には

「経産婦さんなので、どんなお産の進み方するか予測がつかないものなんです。

電話のタイミングも、入院されたのも2回とも間違ってませんよ。」

と言ってもらえて安心しました。

 

計画分娩日を決める

2回も前駆陣痛で入院して空振りしてしまったので、助産師Aさんからは計画分娩を勧められました。

愛育病院では初産は計画分娩ができないので、経産婦ならではの提案です。

ただこれまでの健診でも特に計画分娩にしますか?など希望を聞かれなかったので、どのタイミングで決めるものかよくわかっていませんでした。

どうやら自分から希望しないと、病院側から積極的に勧めてくれるものではないようです。

Aさんに言われなかったら私も計画分娩を考えることもなかったと思います。

 

そして空振り入院2回目の帰宅数日後の健診で、医師から計画分娩の説明を受け、日程を決める運びとなりました。

 

 

前駆陣痛だって辛い

身体・精神面

本陣痛ほどではないにしても、痛みが長く続き疲労が溜まったり、何日にも渡って耐えないといけない身体的な辛さは勿論、

経産婦なのに陣痛と前駆陣痛の違いがわからない情けなさや、いつ本陣痛に繋がるかわからない不安、

夜中に何度も入院の支度をして、夫に上の子を任せて、出産に至った時のことを考えて実家に連絡して、夫も仕事の調整を考えて…と家族ともに疲弊させてしまったなど、

精神面でも辛くなってしまいました。

 

金銭的にも

お金の面でも、夜中の到着〜朝食後の帰宅という一時的な入院でも費用は1回3万円ほどかかりました。

マタニティタクシーについても、料金体系は迎車+深夜料金でメーター運賃ですが、マタニティタクシーの研修受けてる運転手さんなのでものすごくゆっくり安全運転の方が多く、信号につかまりやすく料金が加算されていき…

我が家から産院まで車で20分くらいの距離ですが、片道で5000円弱かかっていました。

 

金銭的にも辛いところでしたが、振り返ってみても、経産婦で規則的な張りが来ていて産院に行かない選択肢はやはりなかっただろうなと思います。

安心を買ったということですね。