園の送迎にタクシー使いたい保護者の事情
都内だと全家庭が車を所有していないので、保育園や幼稚園の送迎って徒歩や自転車が多いかと思います。
次いで、バスや電車の公共交通機関を使う方もいると思います。
毎日のことだし、定期代が出る訳でもないので、交通費はあまりかけられないですよね。
我が家も基本は自転車送迎です。
でも自転車送迎が大変な時もあり、そんな時はたとえ自腹であろうと秘密兵器・タクシーを使っています。
時間がないとき
保育園に通っていた頃は、仕事をしているため始業時間があります。
もちろん保育園には始業に間に合うよう逆算した時間に子供を預けるのですが…
子供は親の思った通りに動いてはくれません。
スムーズに準備が進む日とそうではない日がありますよね!
また、幼稚園でも園のカリキュラムがスタートする時間というものがあり、
その時間を過ぎると遅刻になってしまいます。
どうしても家を出る時間が遅くなってしまった日は、タクシーを使って登園時間を短くしたいものです。
雨が強いとき
晴れている日は自転車や徒歩で問題ありませんが、雨が降ると話は別…
自転車用レインウェアや雨除けカバーと言ったグッズもあり、私も使っていました。
こういうの。
レインコートは足元濡れるので、アウトドア用上下タイプがおすすめ。
でも濡れたレインウェアを満員電車で運ぶのか問題や、雨除け用のサンバイザーしても化粧が落ちる問題がありました…
何より登園降園後は仕事や家事が待っているのに、通常より体力消耗する送迎はナンセンス。
悩まずタクシー使うのが賢い選択です。
妊娠中や怪我をしているとき
娘を保育園に通わせていた頃、私は交通事故に遭い
(自転車に乗っていて信号無視の車にぶつかられたことがあります)
その後遺症で腰が痛くて歩くのが辛かったり、しばらくはトラウマで自転車に乗れなかった時期があり、タクシーに乗っていました。
今は妊娠中のため、自転車に乗れず…
送迎だけでなくバスや電車を使う際にも、つわりや疲労感から歩けなくなることも多く、タクシーのお世話になっています。
保護者の体調が厳しい時には、タクシーはとてもありがたい存在です。
タクシー禁止の園の都合
保育園では禁止されていた
実は娘の通っていた保育園ではタクシー登園は禁止でした…
上記の交通事故後に毎日タクシー登園していた時のこと、
保育園から少し離れたところで降りていたのですが、たまたま通勤中の園長先生に見つかってしまいました。
園長先生「うちの園は車登園禁止ですよ!」
私「それは存じてますけど、自家用車だけでなくタクシーもなんですか!?」
園長先生「当たり前でしょ!」
私「(そうなの!?)」
私の中で車登園とタクシー登園が結びついておらず、正直知らずに使っていました。
タクシーって公共交通機関の部類だと思ってました。
駐車場がない
都内の保育園は敷地が狭く、園庭さえ確保できない園が多いので、駐車場なんてもってのほかです。
なので自家用車の登園禁止となるのはわかります。
OKにしてしまうと路駐するご家庭も出てきてしまう可能性はありますからね…
駐車場があればタクシーもそこに停めれば良いのでしょうか?
皆が使うと交通混雑
園の規模によりますが、タクシー登園をOKにすると、皆が使って道路が混雑してしまう説があるようです。
また乗降で保育園近くで一時停車中すると、道路の視界が悪くなり、他の子供の交通事故を誘発しかねない可能性も?
保育園近くにお住まいの老若男女、タクシー乗るので同じような気もしますけど…
近所に迷惑(乗降場所をコントロールできない)
タクシーをOKにすると近隣の他人の家の前で乗降するので近所迷惑だそうです。
また園指定の乗降場が設けられないので、非常識な場所(交差点とか)で降りる人が出る可能性もあり、園の方でコントロールできず難しいとのこと。
保育園の場合、ただでさえ設置反対運動などもあり、子供の声が騒音だと考える人もいたり、運営には慎重になっています。
クレーム防止のため、一律禁止するしか道がないようでした。
幼稚園では禁止されてはいない
一方で今通っている幼稚園は車登園自体が禁止にはなっていません。
ルールとして、「近隣のコインパーキングを使うこと」と明示してくれています。
園には駐車場もありますが、そのようなルール、、を設けたことで皆従っているように見えます。
タクシーの場合もコインパーキングの付近で乗降することで、近隣の他人の家の前で停車させている人は見たことがありません。
この辺は運営が上手いと思うのですが、そもそも保育園と幼稚園の世間的な肩身の狭さの違いもありそうで、なんだかなと思います。
忙しい送迎時のタクシーの捕まえ方
ここからは私が実践しているタクシーの捕まえ方です。
アプリで呼ぶ
私はほとんどアプリで手配しています。
以前はタクシーアプリも複数DLしていましたが、最近はGO一択です。
混んでいなければ、都内なら5分以内に呼べることがほとんどです。
ただし混んでいると配車できない場合もあります。
あとアプリ配車だと迎車料金がかかるので、3〜400円多くかかります。
下記のコードを登録して乗車すると合計2,000円分のクーポンがもらえます。良かったらお使いください!
mf-jd24cv
くわしい使い方はこちら。
流しが多い道まで出る
以前はタクシーの流しを捕まえて乗っていました。 でも道や方向によってはタクシーが全然捕まらないことも。
見極めて、道を変えたり逆方向で一度捕まえてからUターンしてもらうなど、
流しを捕まえるのは結構難しいです。
バス通りだとタクシーも多いので、バスに乗るかタクシーに乗るか悩んだらまずバス通りに出て、
早く来た方に乗る作戦も使っています。
ちなみに上記のアプリGOと契約しているタクシー会社の場合、
乗っているうちにアプリで決済手続きができるので、 降車の際に支払いいらずでスムーズに降りられます。
確実に捕まえるにはコツがいりますが、流しだと迎車料金もかからないのが良いですね。
タクシー乗る時に気をつけること
チャイルドシートは義務ではない
自家用車に乗る場合は幼児はチャイルドシートに座らせる事が義務となっていますが、
タクシーの場合は義務ではありません。
ただ、義務でない=安全 ではありません。
実際タクシーに子供と乗っていて、急ブレーキでつんのめり、前の座席に頭をぶつけたことがありました。
シートベルトは幼児が普通にすると首が締まってしまうので、タクシーでは腰部分だけつけています。
また、道交法に準じているベルトを使うのも良いと思います!
これは体格が適合していれば自家用車でも使えるので便利です。
我が家はタクシーではつい持ち歩き忘れてしまうのですが、祖父母の車やレンタカー用に持っています。
乗降場所に気をつける
停車場所によっては自分の子供や歩行者に危険が伴うので、周囲を見て停車してもらうことが大事だと思います。
タクシー乗ることが当然の価値観
これは家庭の教育方針によりますが、あまりに気軽にタクシーに乗るので、
娘はタクシーに乗る事が当たり前の感覚になっている気がします…
休日もほぼ自家用車での移動のため、公共交通機関に乗る機会が少ない娘は、
時間に余裕があり、バスで移動する予定の時もバス停で待つのを嫌がり、すぐ「タクシー乗ろうよ」と言います。
もちろんいつもタクシーでも問題ない金銭的余裕があれば良いのですが、残念ながら我が家は違うので…
「今日はバスだよ」と、いつもタクシーに乗るわけではないことを地道に伝えています。