さびにっき

錆つかないように、日々の記録

【第二子を妊娠した話3】上の子と乗り切るつわり期

 

つわりの比較

今回のつわりの種類

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前回とほぼ同じ、吐きづわり、においつわり、眠気づわり、よだれつわり、食べつわりのフルラインナップでした。

 

今回のつわりの期間

6wくらいから気持ち悪くなり始め、8wくらいから毎日吐くように…

18wくらいで一旦治りかけたものの、その後24wくらいまで週1で吐くような日々でした(遠い目)

 

前回は出社していたのもあり、前回の方がきつかったかも?(今回はコロナ禍なのでフルリモート)

 

食べていたもの

フルーツ

面白いことに、前回食べられたものが食べられなくなったり、嗜好が全然違いました。

前回イチゴが大好きだったのですが、今回イチゴを食べても草(植物)の味に感じて笑

お腹にいた時にイチゴをたくさん食べていた娘が案の定イチゴ好きなので、ほとんど娘にあげました。

フルーツだと前回全然食べなかった柑橘類(缶詰含む)を好んで食べていました。

 

豚肉

あと前回はベジタリアンか?というくらい野菜ばかり食べたがっていたのですが、

今回は野菜は全然食べたくなくて、とにかく肉、しかも豚肉しか食べられないという有様…

ヒットしたのは角煮です。

それも台湾中華風の角煮…ピンポイント過ぎますね!

 

あとは日本の角煮ですがこちらの長崎角煮まんじゅうにハマりました。

 

前回と同じく、鶏肉と魚をまったく受け付けなくなったのは残念でした…

鰹出汁が食べられないので和食ほぼ全滅。

 

烏龍茶

あと前回は徹底してカフェインを摂取しない生活ができていたのですが、

今回のつわり期間はとにかく烏龍茶が吐き気を抑えてくれて助かり、

ペットボトルの烏龍茶を水で薄めてガブガブ飲んでいました。

 

つわり期間終わったら全く飲みたくなくなったの、不思議。

 

碁石茶

他のノンカフェインのお茶(デカフェ紅茶、カフェインレス緑茶、ルイボス)の味を受け付けなくなってしまったので飲んでいたのが四国の碁石茶です。

低カフェインの発酵茶で、乳酸菌が豊富に含まれています。

正直、すごく美味しい!というわけではないのですが…つわり期間でも飲める味で便秘に良さそうだったのでつわり期終わった今も飲んでいます。

 

 

特に辛かったこと

上の子の幼稚園の送迎

自転車で片道10分の距離ですが、飲み物を持ち飴を舐めていないと完遂できませんでした…(4ヶ月頃まで自転車に乗っていました)

途中休み休み止まるので、お迎えに遅れたことも…

復路用の飴を忘れたりなんてしたら、吐き気をもよおしながらコンビニで買うにも一苦労の日々でした。

 

ちょっとつわり治ってきたかも!と油断した日には、自転車に乗りながら吐いてしまったこともあり…

文字通り泣きながら家に帰りました。

自宅に着いて汚れた自転車を綺麗にして、汚れた服とタオルを捨てて、また泣けてきたのが思い出です。

 

上の子と遊んであげられない

娘には妊娠初期からお腹に赤ちゃんがいることを伝えていました。

流産した際に

「ママのお腹の赤ちゃんのお部屋にいた赤ちゃんはお空に帰ってしまった。またきっと来てくれると思うから待っていてね。」

と話していたので、

「前のように、今度もずっといてくれるかわからないけれど、また赤ちゃんが来てくれたよ。」

と伝えました。

そして、お腹に赤ちゃんがいると具合が悪くなるとも伝えました。

 

親バカですが、4歳の娘は理解が早く、私が実際に吐いているところも見ているので、私が具合が悪くて寝転がっていてもあまり無理は言いませんでした。

とは言っても、まだ4歳なので時には起こしに来たり、寝ている私の周りでぴょんぴょん飛び跳ねたりしていました。

私も具合が悪くて余裕がなく、全く相手をしてあげられなかったのが可哀想でした…

 

娘は、私がえずいていると、「ママ、お茶飲みなね。」などと言ってくれる優しい子です。

寝てばかりの私を見て、一人でアニメ(AmazonプライムビデオやNetflix、ディズニープラスに加入しています)を見たりして大人しくしてくれました。

そんな娘に甘えて、まだ4歳の娘をアニメ漬けにしてしまったことがとても辛かったです。

 

 

娘との思い出

「自分を見て」の思いを受け止める

育児に関してはこれまで「怒らない育児」(親の都合にそぐわないからとすぐ怒らない、子供のペースを守る)を心がけてきました。

年少さんになってからできない場合も増えてきましたが…本当に、親に余裕がないと難しいです。

 

吐きつわりが酷い時期の幼稚園のお迎えで、どうしても歩いて帰ると言い出す娘。

飲み物持参していたので、ゆっくり休み休み歩けば大丈夫と思い付き合うことにしました。

家まであと半分くらいの距離で「疲れた。抱っこして!」と言い出し、吐きそうだし妊婦で約20kgの子供を抱っこするのは本当に厳しくて、

「頑張って歩いて。歩けないならここ(歩道の脇)に座って休んでいこう。」と諭しましたが、「いやだ!抱っこ!」と泣き始めてしまい…

私も限界で、大泣きする娘の手を無理やり引いて帰ってきたことがありました。

 

後日、今度はバス停から家までの短い距離を歩く途中で「抱っこして!」と癇癪が始まってしまいました。

たまたま、その時は体調が良かったのですが、自宅までの道は坂道ということもあり危ないし、抱っこしようにも娘が重くて力が入らず…

でも体調が良いおかげで気持ちにも余裕があり、無理に歩かせるのはやめて、立ち止まって一緒にしゃがみ込み、膝の上に乗せて抱きしめました。

「ママ抱っこできなくてごめんね、毎日夕方まで幼稚園で疲れちゃってるよね、眠くて泣きたくなっちゃったんだよね、いつも頑張ってくれてありがとうね」

と繰り返しながら背中をポンポンと叩くと、娘も落ち着き、泣き止んできました。

「だんだん暗くなってきちゃったね、お星様とお月様が出てきたよ」

そうして周りに注意を向けると、さっきまでの泣きべそが嘘のように

「ママ、もう暗いから早くお家に帰ろう」

と自分から吹っ切れて歩き出してくれました…

 

そして

「ママ、さっきは泣いちゃってごめんね」と謝ってきたのです。

娘が謝ることなんてないのに。

 

それを聞いて私は、自分に余裕がないからと4歳児が思い通りにならないことを怒ったときのことを大変恥ずかしく思いました…

娘は、私にちゃんと向き合って欲しかっただけなんですよね。

それに気付いても、どうしても具合が悪くて怒ってしまうことが多々あり、罪悪感があります。

 

娘に助けられて乗り切ったつわり

振り返っても娘に色々な我慢をさせてしまったつわり期間でした。

つわり後の妊娠期間中もそれは続いてしまうと思います。

今も娘の方が状況を受け入れて折り合いをつけてくれている現状です。

そんな娘がいじらしく、とても愛おしく感じる今日この頃。

出産したら下の子も勿論ですが、娘のことを精一杯考えて思いやりたいと思っています。